エネルギー施設見学会報告

11月13日(水)~14日(木)の二日間で、岐阜県と愛知県の5ヶ所のエネルギー施設見学会を実施しました。
中部原子力懇談会三重支部のご協力を頂き、浅野理事長以下理事会メンバーの方に参加を頂きました。
初日は、愛知県飛島にあります「JERA西名古屋火力発電所」と、岐阜県土岐市にある「核融合科学研究所」を見学しました。西名古屋火力発電所の特徴は、世界で最も熱効率(63.08%)の高いコンパインドサイクル発電設備で、経済性と環境性の高い電力の安定供給をしています。

(西名古屋発電所)


核融合科学研究所では、環境に優しく安全な将来の核融合発電に向けてプラズマについて研究をしています。

(核融合科学研究所)


下町ロケットの撮影場所になりました
二日目は、小牧市にある「日本ガイシ電力技術研究所」と、名古屋市内にある中部電力名古屋支店内の「基幹給電制御所」と「松ヶ枝変電所」を見学しました。
日本ガイシ電力技術研究所では、高電圧試験やインパルス電圧試験の試験設備と、碍子博物館を見学しました。

(高電圧試験の大型シャッターの前)


次に、中部電力の基幹給電制御所は、中部電力が電気を送っている愛知・岐阜・三重・長野・静岡の5県下の発電所、変電所、送電線の制御をおこなっています。また松ヶ枝変電所は、名古屋支店の地下にあり、超高圧(27万5千ボルト)で電気を受けて、15万4千ボルトにして、名古屋駅周辺や栄などの名古屋中心部へ電気を供給しています。

(松ヶ枝変電所での説明風景)

以上